曽爾村の求人情報

進化をつづけるたまごかけごはん屋さんの運営スタッフのおしごと

業種

店舗運営スタッフ/店舗マネージャー

募集期間:

2026.7.28~

曽爾高原を訪れ、帰路に着こうと車を走らせること約10分。突き当たりで目に飛び込んできたのは、「たけるのかまどのたまごかけごはん」と書かれたシンプルな看板です。

モノクロの控えめなデザインなのに、思わず口ずさみたくなるような遊び心のある店名。「ちょっと気になる」「行ってみたい」そんな気持ちを自然と掻き立てられます。

道中いくつか立つ看板に導かれるまま細い道へ。「本当にこの先にお店があるの?」と少し不安になりながら進むと、現れたのは風格ある古民家。

 

実はこのお店、古民家でたまごかけごはんを提供するだけではありません。お客さまにより楽しんでもらうため、新メニューの開発など常に進化し続けています。

今回は、「古民家×たまごかけごはん」を軸に、次々と新しい挑戦を続ける「たけるのかまどのたまごかけごはん」のお話です。

何か新しい挑戦をしてみたいと思っている方、ぜひご覧ください。

古民家×たまごかけごはん

午後二時ごろ。営業終わり間近にお店を訪れると、店名の頭文字を組み合わせた素敵なロゴが入った暖簾が迎えてくれました。出迎えてくださったのは、オーナーの藤井武尊さんと、店長の藤井麻依子さん。

今回は、主に店長を務める麻依子さんに、お話を伺いました。

───まずは、麻依子さんについて教えてください

「父がお寿司屋さんを営んでいて、小さい頃からおいしいものに囲まれて育ちました。今は、大阪に住んでいて、平日は建設会社で会社員として働く一方、土日・祝日は曽爾村の『たけるのかまどのたまごかけごはん』で店長をしています。」

───大阪から曽爾村まで通われているんですね!なぜ、曽爾村でお店を開こうと思われたのでしょうか。

「もともと古民家でお店をやりたいという想いがあって、奈良県に限らず、いろいろな地域で物件を探していました。でも、抽選に外れたり、条件が合わなかったりと、なかなかご縁がなくて……。そんな中で出会ったのが、この古民家だったんです。」

───この古民家に決めた一番の理由は何だったのでしょうか?

「オーナーいわく、古民家だけど、もうすでにかっこよかったそうです(笑)。一目見た瞬間に『ここだ!』と決めたみたいで。私は『判断は任せるから、いいと思うなら買おう!』という感じでした。

実は、この古民家を購入することを決めてから、すぐ近くに曽爾高原があることを知ったんです(笑)。」

───物件そのものに惹かれて決めた場所が、結果的に観光地のそばだったというのは、まさに偶然の出会いですね!一目惚れしたこの古民家で、新たにお店を始めることになったわけですが、数ある料理の中で「たまごかけごはん」を選んだ理由を教えてください。

「オーナーはバイクが趣味で、ツーリングの途中でたまごかけごはん屋さんに立ち寄ると、大行列のお店が多かったそうなんです。その様子を見て、『古民家でたまごかけごはんのお店をやったら面白いんじゃないか』と、ビビッとひらめいたみたいです。」

───実際には、どのようなお客さまが多くいらっしゃいますか?

「やっぱり、バイクで来てくださるお客さまは多いですね。バイク乗りのお客さま同士で口コミを広げてくださっているようで、本当にありがたいです。中には、自転車で山の上まで来てくださる方もいて、すごく嬉しいですね。

他には、曽爾高原へ訪れた観光客の方が、道中の看板を見て立ち寄ってくださったり、ネットでお昼ご飯を探して見つけてくださったりします。」

───リピーターのお客さまも多いのでしょうか。

「そうですね。今年で5年目になりますが、1年に何度も足を運んでくださるお客さまもいらっしゃいます。最近は、兵庫県の古民家で2号店をオープンしたのですが、曽爾村のお店だけでなく、兵庫のお店にも来てくださるお客さまがいて、本当にうれしいですね。」

───リピーターのお客さまも虜にする「たまごかけごはん」のこだわりを教えてください。

「一番のこだわりは、炊きたてのご飯で召し上がっていただくことですね。私たちも実際に、いろいろなたまごかけごはんのお店へ足を運んで勉強したのですが、大きなかまどでまとめて炊いたご飯や、炊飯ジャーで保温したご飯を提供しているお店が多かったんですよ。だからこそ、うちは『炊きたて』にこだわっていますね。

他には、卵にもこだわりがあります。うちでは、卵黄の色が濃いものと、淡い色のものの2種類をご用意しているんです。普段食べ慣れている卵とは見た目も味わいも違うので、お客さまが驚かれることも多くて、その反応を見ると、私たちもうれしくなります。」

───たまごかけごはんに合わせる調味料にもこだわりがあるんでしょうか。

「卵はオープン当初から変えていませんが、調味料は少しずつ進化させています。最初は普通の醤油、だし醤油、山椒醤油の3種類の醤油を用意していましたが、ある時『鯛塩をかけたらおいしいんじゃないか』と思って試してみたら、本当に相性が良くて。それ以来、メニューに加えています。今では、私は醤油より塩派になりました(笑)。お客さまにも大好評です。」

「ほかにも、期間限定でしじみご飯のたまごかけごはんを提供してみたところ、『レギュラーメニューにしてほしい』という声をたくさんいただいて、定番メニューになりました。あとは、宇陀牛と出会い『これはぜひ提供したい!』と思うほどおいしかったので、新たにメニューに加えましたね。1〜2年前と比べてもメニューはどんどん変わっているので、何度来ていただいても新しい楽しみがあると思います。」

───ここまでお話を伺っていて、「もっとお店を良くしたい」という想いを持ちながら、進化を続けていらっしゃることが伝わってきました。麻依子さんが、お店づくりで特に大切にしていることは何でしょうか。

「自分たちが本当に食べたいと思うものだけを出すことにこだわっています。せっかくここまで足を運んできてくださったお客さまに、がっかりして帰ってほしくないんです。飲食店の娘という誇りをもって、『おいしい』と自信を持って言えるものを提供しています。」

運営スタッフとして、一緒に挑戦してくれる方を募集します!

───今回、ゆくゆくは店長業務も担っていただけるスタッフを募集したいとのことですが、その経緯を教えてください。

「実は、今、3号店のオープンに向けて準備をしていて、私たちの手が少しずつ曽爾の店舗から離れていけば、その分新しいことに挑戦できると思っています。3号店、4号店とお店を増やしていきたいですし、この古民家の蔵も改装して宿泊施設にしたい、というアイデアもあるんです。

もちろん、いきなり店長業務をお任せするつもりはありません。まずはスタッフとして、お店に慣れていただいて、経験を積みながら、将来的にお店を任せられる方と出会えたら嬉しいです。」

ここで、実際のお仕事内容について、一日の流れを教えていただきました。

10時30分 開店準備
・店内の掃除
・仕込み(お米を浸水させるなど)
・お盆や備品の準備
・食洗器など洗い場の用意 など

11時30分 開店
・接客、お会計対応
・商品の提供
・食器洗いや片付け など

14時30分 閉店
※混雑状況によって閉店時間が前後することがあります。
・休憩(まかないあり)
・〆作業

16時ごろ 退勤

───基本的に、お店は麻依子さんお一人で運営されているのでしょうか。

「普段は、私とパートさんの二人体制でお店を回しています。

営業中は、ご注文を伺って、お会計をして、お料理を提供して、片付けるという流れですね。片付けは、鉄板運び、テーブル消毒や食器洗いなどがあります。

慣れてきたら、店長業務として、買い出しや、在庫管理、スタッフのサポートなどをお願いできたらと考えています。」

───飲食店の経験がなくても大丈夫でしょうか。

「もちろん大丈夫です!

うちは、お客さまご自身でお釜に火を入れ、約20分かけてご飯を炊いていただくスタイルなんです。炊き上がりを待つ間にはメレンゲを作っていただくなど、料理を食べるだけではなく、食事そのものを楽しんでいただく『体験型のたまごかけごはん』を提供しています。一般的な飲食店と比べて調理工程が少ないので、未経験の方でも始めやすいと思います。

実は、オーナーも飲食店未経験からのスタートでした。年齢や性別も問いません。『やってみたい』という気持ちがあれば大歓迎です。」

───どんな人が向いていると思いますか。

「コミュニケーションを積極的に取れる方、お客さまとのちょっとした会話を楽しめる方ですね。例えば、『今日はどちらから来られたんですか?』と声を掛けたり、お客さまのお話を聞いたり。忙しいときは難しいですが、少し余裕がある時には、そんなコミュニケーションもお店の魅力の一つになると思っています。やっぱり、お店の感想を直接聞かせていただけるとうれしいですしね。」

───印象に残っているお客さまとのエピソードはありますか。

「一番びっくりしたのは、うちのお店を目的に四国からバイクで来てくださったお客さまですね。東京から来てくださる方もいて、『そんな遠くから!』と本当にびっくりしました。

どこから来てくださったのか、どうやってお店を知ってくださったのか。そういうお話が聞けるのも、お客さまとコミュニケーションを取っているからこそだと思います。」

───全国各地からお客さまが訪れる理由は、どのようなところにあると思いますか。

「実は、それは私たちも知りたいくらいです(笑)。

お店から発信しているのはInstagramのみなんです。お客さまがTikTokで紹介してくださったり、バイク乗りの方がYouTubeで『ここへ行ってきたよ』という紹介動画を投稿してくださったりして、それを見た方が来てくださることもありますね。」

パートスタッフの松川さん

ここまで、店長の藤井麻依子さんにお話を伺ってきました。続いて、2021年に曽爾村へ移住し、お店でパートスタッフとして約2年間働かれている松川さんにも、お話を伺いました

───松川さんは、なぜこちらのお店で働こうと思ったのでしょうか。

「私は曽爾村へ来る前まで、15歳の頃から45年間、ずっと飲食に関わる仕事をしてきました。お好み焼き屋さんでアルバイトをしたり、旅館で仲居をしたり、カフェを始めてみたり、本当にいろいろな経験をしました。

飲食店でおいしいものを提供する仕事って、人を幸せにできる仕事だと思っているんです。曽爾村へ移住してからも、できれば飲食に関わる仕事がしたいと考えていた時に、この求人を見つけたんです。」

───松川さんは、普段どのようなお仕事を担当されているのでしょうか。

「私は主に洗い物や接客を担当しています。一人ひとりのお客さまにお釜でご飯を炊いていただくスタイルなので、1人前でも食器の数は結構多いんですよ。

でも、そこもこのお店ならではだと思います。お客さま自身に最後まで料理を完成していただくスタイルなので、普通の飲食店とは少し違った楽しさがありますね。

それに、食道楽で、これまで美味しものをたくさん食べてきたオーナーの武尊さんと店長の麻依子さんのおふたりが『おいしい』と思ったものを提供されているところも魅力だと思います。」

───松川さんから見て、おふたりの魅力はどんなところですか。

「おふたりとも、とにかくすぐに行動できる方なんです。自分たちが『良い』と思ったことにはすぐ挑戦する。その姿勢がすごいなと感じています。

それから、家族で経営されている温かさもあります。武尊さんと麻依子さんに加えて、お子さんたちが手伝いに来ることもありますし、そこに私も加わっているような感覚です。

パートという立場ではありますが、家族の一員というか、おばあちゃんのような存在として接してもらえていて。本当にアットホームで楽しい職場ですね。

───麻依子さんが「松川さんは、曽爾村の情報をすぐに伝えてくださるので助かっている」とおっしゃっていました。麻依子さんと松川さんは、密に連携を取れる関係性を築かれていらっしゃるのでしょうか。

「麻依子さんとは、普段からいろいろな話をしていますね。姉御肌で本当に頼れる存在なんです。私の方が年上なのですが、愚痴を聞いてもらったり、悩みを相談すると、いつもスパッと答えを出してくれます。

お店が忙しい時は、しっかり連携プレーができていて、『次はこう動く』というのが自然に分かるというか、阿吽の呼吸で動けていると思います。」

「もし私が移住する前に観光で曽爾村へ来ていたとしたら、絶対にお昼ご飯は『たけるのかまどのたまごかけごはん』を選んでいると思います(笑)。」

お客さまとして訪れたくなるほどの魅力があり、働く側になれば、料理のおいしさだけでなく、人とのつながりや温かい雰囲気も感じられる場所。

松川さんのお話からは、スタッフが家族のようにつながりながら、お店を支えている様子が伝わってきました。

そんな温かい場所で、これからの「たけるのかまどのたまごかけごはん」を一緒につくってくださる方をお待ちしています。

まずはお店の雰囲気を感じに、ぜひ一度足を運んでみてください。

募集要項

企業名

たけるのかまどのたまごかけごはん

募集職種

店舗運営スタッフ/店舗マネージャー

雇用形態

パートタイム/アルバイト
契約の更新:有

給与

時給1,100円
業務の習得度により昇給あり

福利厚生

制服貸与
交通費の支給(上限有)

仕事内容

【雇入れ直後】
接客・会計対応
商品の提供
開店・閉店作業

【変更範囲】
スタッフの教育・サポート
発注・在庫管理
売上管理
店舗運営全般

勤務地

曽爾村長野958
変更範囲:変更なし

勤務時間

⼟・⽇・祝祭⽇
10:00~16:00

休日休暇

応募資格

普通自動車免許(AT限定可)

選考基準

求める人物像

接客好きで明るい方

採用予定人数

若干名

選考プロセス

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