鎧岳から屏風岩まで一望できる、曽爾村の中でもかなりレアな景色が目の前に広がっているこちらのおうち。
曽爾村のメイン通りから少し登った立地にあるため、解放感ある光景はすがすがしい朝を迎えられそうです。
間取りはコチラ。
家族で住むのにぴったりそうな田の字型の間取りです。
玄関を入ってすぐ、昔ながらのおうちによくみられる高い上がり框(かまち)が目に入ります。椅子の代わりや床下の湿気を逃すことを目的にこのような高い上がり框が古民家でよくみられます。
天井を見上げると、屋根裏へ上がるための梯子が設置されており、ひときわ目を引く存在感があります。屋根裏部屋は物置スペースとして活用されていたそうです。
木目が生かされているふすまが和室に渋さを醸し出している母屋。土間から眺めると時代劇に出てきそうな雰囲気を感じます。
一方で、リビングの床がふわふわしている部分が見受けられたり、天井の一部がはがれていたり、改修は必要そうです。
台所を通り抜け、奥に進むと、おくどさんがありました。長年使っていないようなので、煙突のメンテナンスなどが必要な可能性は高いです。
お風呂とトイレはこんな感じ。
浴室の窓から日光が差し込み、明るい印象があります。
台所から出てすぐのところにある離れ。仕事部屋として活用することも、趣味部屋として秘密基地のように使うこともできそうな空間です。
しかし天井に雨漏りの形跡があるので、離れも要改修ではありそうです。
鎧岳と屏風岩の景色を眺めて、曽爾の四季をたっぷり堪能し、DIYでおうちを改修しながら暮らす――そんな生活が実現できそうなおうちですね。