バス通りからすぐのこちらのおうち。
これまでに2回増築を行っているとのことで、建物の内外をよく見てみると、梁や外壁など使っている材料が違うことに気づくことができます。
庭先には、程よい大きさの植栽スペース。移住者さんに移住後の暮らしを聞くと、「庭の維持管理が大変」と言われることが多いですが、この大きさであれば、不慣れであっても管理できそうですね。
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天井が高い玄関。通り土間のように奥へ土間が続いています。
お店をしていたこともあるようで、玄関は広めですね。
差鴨居と呼ばれる、襖の上の横材は立派なものが使われています。
そのためか、空き家でよくある「家が少し傾き、襖を開け閉めしにくい」ということはありません。
建物を奥に進むと、一つ一つは小さいけれど、それぞれに味のある素敵な空間が広がっています。
水回りはこちら。
キッチンも良い意味でこじんまり。現代風の「LDK」一体の空間づくりではなく、「ご飯を作るところ」「食べるところ」「安らぐところ」を分けた間取りですね。曽爾のような冬の寒さが厳しい場所では、家全体を暖めるのではなく、人が居る場所を暖めるという考えのもと、このような小さく間仕切りができる間取りが多く見受けられます。
トイレはライトブルーのタイルと便器でとても爽やかな印象です。便座はウォシュレット機能付きのものに変更してありますね。
お風呂はユニットバスに改修済です。
2階は6畳間と4畳間の2部屋になります。
屋根裏部屋は、これまでは収納スペースとして使われていましたが、DIYで快適な部屋を作ってみるのも楽しそう!
母屋の北側には、大きなガレージがあります。かつては、材木屋を営まれていたようで、床柱や通し柱など背の高い材木が多く残ってありました。
大きなトラックを入れることもできるようで、かつての使い方だけでなく、農作業や木工作業、アトリエ/ギャラリー、ちょっとした店舗…改装次第でいろんな使い方ができそうです。
母屋は増改築を繰り返した建物のため、電気配線などは特によく調査した方が良さそうですが、今すぐにでも住み始められそうなおうち。
空き家になってからも、こまめに風通しや掃除を行い、夏には村の花火をみたりBBQをしたり、親族が集まる場所になっていたようです。
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