県道から、せっせと坂を上った先にある、綺麗な2階建て。坂が急すぎて、見上げる事でしか建物を確認することができません(汗)
建物裏から見るとこんな感じ。
高低差が大きくて、2階しか見えない;;
間取りはこちら。
水回りやキッチン・リビングは20年ほど前にバリアフリーの工事を実施。また、数年前に2重サッシに変えるなど、メンテナンスを行いながら暮らしてこられたようです。
家の状態をみても、大事に丁寧に過ごしておられたことが伺えます。
冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などの家電も良ければ使ってもらってもよいです~とのこと。条件は要相談ですね。
2階は6畳の2間続きの2部屋。床の間・床脇、2間分の収納もあり、大きな一部屋という印象です。
何といってもここからの眺望がこの物件の最大の特徴。こんな景色を眺められるなら、毎日坂を上る甲斐があります。 こんなに見晴らしがよいのに、地形の影響で台風の時もそんなに風が当たらないようです。すごい。
水回りもきれいに使用されていて、そのまま問題なく使えそう。
ちなみに、こちらの物件のある「太良路」地区では、平成の名水百選に認定された水を、集落で共同管理しながら使用しています。
裏庭は、山の始まり。家庭菜園もし放題!(鹿などの対策は必須そうです。)
車は、県道沿いのガレージへ。2台分停められます。 駐車場裏はすぐ川になっています!
自然の中での暮らしや畑をすることに以前から漠然と興味があった中、コロナ禍を契機に本格的に検討するようになりました。生活環境を大きく変えることはエネルギーがいることなので、若いうちにチャレンジしたい、もし移住後の生活が自分たちに合わなくて元の生活に戻るようなことがあっても、体力的に元気なうちに移住したいという思いもあり、一歩踏み出しました。
大阪に住んでいたことから、家族や友人に来てもらうことも考え、近畿圏内でいろんな地域に足を運び移住先を探しました。アクセスのよい曽爾近辺の地域を見始め、内覧の際に初めて曽爾に来ました。物件にも地域にも魅力を感じて、ほぼその場で移住を決断しました。
移住のタイミングでは、いきなり購入するのではなく賃貸物件に絞って物件を見ていましたが、曽爾での生活を重ね、終の棲家として物件の購入を考えたとき、借りている家では広すぎて管理しきれなかったり、自分たちのライフスタイルにあっていないのかなと感じ、村内で別物件を探し始めました。
一旦、村内で生活したからこそ、理想的な条件だけでなく現実的に快適な暮らしができるかを重点にして物件探しをしました。
山水がとてもおいしい。また、山水を大字(=集落)共同で管理するという結束があり、そのような環境で暮らしていけることがうれしいです。
現実的なところで言うと、以前の家では洗濯機が屋外に合って不便でしたが、この家では屋内にあったり、網戸がついていて虫の進入を気にせず窓を開けておけたり、快適に生活できています。
毎日の事なので、自宅まで登る坂が大変で、宅配の方にも少し申し訳なく思っています。しかし、鎧岳を見上げたり、家からの景色は最高です。
近くに畑を借りることができたので、たくさん野菜を作っていきたいです。また、敷地内に茶ノ木があるので、お茶摘みをしてみたいです!
移住後のくらしは良いことばかりではなかったです。でも、地に足を付けて、現実をしっかりと見て、自分が許容できる心構えをもって決断されると、来てから後悔はしないかと思います。
今は決断する前にしっかり情報を収集できる支援もあるので、活用してみてください。
年齢を重ねるごとに自宅までの坂がネックとなり、自分たちもまだ体力があるうちに…という思いから、近隣の市町村に生活拠点を移すことになりました。
大字(=集落)のつきあいのことも考えましたが、自分の子供たちに家の管理などの負担を残したくないし、手放すのであればなるべく早く決断した方がよいかなということから、移る先の家が決まったタイミングで空き家バンクへ相談しました。
近隣の方々と良いつきあいをしていただける方に購入してもらえたら…と買主に対する不安はありましたが、結果的に良い方に購入していただけて、私たちもよかったです。
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